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二世帯住宅について2016.01.16

二世帯住宅について

二世帯で暮らすということは、親子のかかわりが孫に伝わり、孫は人生経験の豊富な祖父母とかかわる機会が多いことが、子育ての上でいいのではと思います。最近は、親の住居敷地の空きスペースに子世帯の住宅をつくることもよくあります。

私は二世帯の計画をしていて、私の想いでご提案はさせていただくのですが、奥様のご両親と同居の場合はなにかと楽に生活出来るのではないかと思いますが、ご主人の両親との同居の場合は、より安全に設計をしていくことが多いです。

初めはいつも、完全分離型をご提案します。そこから、二世帯で住み方を意見を出し合っていただきプランを修正していくようにしています。互いにもっと離そうと言い出しにくい方もおられますから。

初めは、距離を保って、時間を経て距離を縮めたいと両世帯が思ったときに、短い廊下でつなぐことが出来るプランが良いのではないかと考えています。くっついて造ってしまうと離すことは難しいからです。

しかし、実際に作った二世帯は、完全独立分離というケースは少ないのです。それは奥様の両親と同居されることが多いといこと、話し合いの中で、距離を縮めていかれることが多いからです。

二世帯住宅の場合、発言がしにくい?(中には一番発言される方もあるとは思いますが)若奥様が良いと思われる形が一番良いのではないかと思います。

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⇧  1階と二階に分けて玄関~設備まで全て分離タイプ。1階が親世帯、エレベーターで二階へ楽に行けるように  なっているため、二世帯で見晴らしの良い二階で食事も楽にできます。

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⇧  子世帯の二階にはキッチン、トイレがあり風呂は一階で共用する。

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⇧  1階が親世帯、2~3階が子世帯。完全分離で中でつながっていない。

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⇧  親世帯は南棟に子世帯は北棟に、完全分離ですが中でつながっています。

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⇧  親世帯と子世帯の個室の別棟で距離をとっていますが、設備はトイレ以外全て共用。