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災害ボランティア2011.08.24

災害ボランティアから昨夜、息子が帰ってきました。
帰ってきたところで、現地の状況、ボランティアの内容を聞いて少しでもいろんな方に知っていただきたいと想い
代わって報告いたします。
行った先は石巻でした。5日間の日程で行き帰りに2日でボランティアは3日間でした。
瓦礫の撤去作業に向かった先は、未だに津波が襲ったそのままの状況で手つかずのままでした。
その惨状を目の当たりにしてとても悲しかった。自分の無力さをつくづく感じました。
まだまだ、片付くまでに何年も掛かると思います。
岐阜でのほほんと生活している場合ではないと思いました。
その地区の住民は半数以上の方が亡くなられたそうです。
写真の清掃作業をしているとき、写真の中で笑顔でいる方々が、亡くなられたと思うといたたまれなく、目頭が熱くなってきました。
ナビでは陸地であるはずの処が地盤沈下により広範囲で、海になっていました。
大川小学校にも行きました。逃げ遅れた多くの児童が亡くなった場所で手を合わせて参りました。
ボランティアは3日間なので、皆一生懸命作業にあたりました。
ボランティアで一ヶ月いる人、二ヶ月いる人、会社勤めの方、無職の方、主婦の方等などいろんな方が来ています。そんな方々と話をしていることは、とても楽しく為になりました。
もっと現地に残り作業をしていたかった。
こちらで、のほほんと生活している場合でないということ。皆で共に力を併せることの大切さを教えていただきました。
この想いを大切にしていきます。
また行く機会が出来ればと思います。
以上が報告でした。