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エア断熱2017.09.26

LICでは、「エア断熱」という省エネシステムを採用していきたいと考えています。

「エア断熱」は、建築物検査会社のホームリサーチ社が、壁内の断熱材の結露を解決するために考案したエアサイクルシステムです。それだけでなく省エネ効果も高いことから、さらに研究を重ねシステム販売されることになったものです。

特徴は床下の空気を採り入れること、換気扇で排出する空気は外壁の通気層に排出していること、それらをセンサーでコントロールし、夏でも冬でもエアコン1台で過ごせるというものです。

 

夏の場合(簡単に説明します)

床下の空気の温度は28度前後です。家の各場所に換気扇を取り付け運転(センサーでコントロール)したときに床下の空気を吸気口から自然に取り入れます。エアコンの近くにも床下の空気を取り入れエアコンは28度前後の空気を冷却します。(滋賀県にある展示場ではエアコンの1日の電気代は8月の晴れの日で80円前後になっていました)

床下の空気は涼しいとは思っていましたが、これほどとは思いませんでした。展示場で体感した床下出てくる空気だけで冷房はいらないと言われる方もおられるくらい涼しいですね。

そして換気扇の排気は外壁の通気層の中というわけです。外壁の通気層で外壁から伝導してくる熱を緩和するというものです。

 

詳細は、Air断の説明サイトをご覧ください。

イニシャルコストもランニングコストも経済的です。