ここ数年市内ではマンションなど大きな建物の建築現場をあまり見かけなくなりました。
しかし、大きな建物の解体現場をよく見かけます。そして駐車場が増えました。解体現場の光景を見かけると 色即是空 という言葉を思い出します。
現世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無であるということ、つまり仮の姿を見ているのであるというような意味ですが、しかし解体される建物にはそこには人がいろんな想いを持って生きていたことは事実である。確かにいろんな物質が姿を変え建築物になっていたとしても、そこで生きた人々の心は永遠なのではないかと思います。
建築の存在は時間的に限りのあるものではありますが、生きる想いは受け継がれて繋がっていくものだと思います。
そう考えると、ますます想いが大切で大きなものになってきます。
明日からも創る想いを大切にしていこうと思いました。