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air断を採用した決め手2020.11.25

最初はホームリサーチという住宅検査会社から「air断」の案内がきました。そして真夏に家を見学したことから「air断」の魅力に魅かれました。

面白そうだなと思い知多にあるair断の家を真夏に見学しました。2階建ての家で換気扇が15台程度付いていて、それを温度センサー、湿度センサーをマイコンで制御して換気扇を運転したり休止したりしています。

1.換気扇の排気は家の外壁の通気層へと排出されます、冷暖房した空気を通気層に出すのはもったいないなと感じましたが、通気層へ出す理由は壁体内の結露を抑えるためであることと、断熱材の外側で冷暖された空気が外気温に対しバリアの役割を果たします。

2.換気扇で空気を排出すると床下の空気が壁を経由してエアコンの近くに入ってくる仕組みになっています。床下の空気温度は冬は15度前後、夏は28度前後です。 真夏に入ってくる28度前後の空気を直接体感したときに、「冷房をあまり好きではない私なら床下から入ってくる空気だけで過ごせるな」と実感しました。

そして冬にも体感させていただいて、エアコン1台でどの部屋も過ごせることを確認して、air断を採用することにしました。

24時間全館空調システムと大きく異なるのは各部屋へのダクトがないことです。 ダクトの代わりに各部屋の換気扇で空気を動かします。

LICでは、air断の家がもうすぐ5棟目を完成するところです。

・ペット臭や他の匂いが気になる方

・結露で困った経験がある方

・ヒートショックが心配な方   気軽に相談ください。